(株)トミーウォーカーのPBW【シルバーレイン】に参加してるキャラクターが書き散らし気味に展開中。
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「最初の記憶は・・・白いベッドと蛍光灯・・・?」
某研究施設で生まれ、実験体として育った。両親の顔は知らない。
研究所では時間になれば食事は出てきたし、実験以外のときは他の子達と勉強もした。
白衣を着た大人たちの前でゴーストと戦うことも、父や母がいないことも、普通だと思っていた。
時々、母の面影を求めて泣く子がいたけれど、わたしにはそれすら解らなかった。
わたしにしてみれば勉強を教えてくれる研究員が母であり、硝子の向こうでデータを記録している研究員が父だったのだから。
そんな生活が終わったのは2年ほど前だった。
人権保護だかなんだか知らないがどこかの組織の力により研究所は解散させられ、わたしは行く場所を失った。
それからしばらく子供のたくさんいる施設に引き取られてすごした。
外の世界を知ったときは衝撃だった。
能力はないものとされていて使わないのが普通だったし、もちろんそれを実験なんてしないのだと知った。
そうなると「普通」の生活がうらやましく見えてくる。
銀誓館学園に入学した理由は「能力者が多ければ実験されることもない」から。
大人数の中で生活することに不慣れだったが、最近漸く慣れてきた。
「楽しいかって?・・・そりゃ楽しいですよっ
今お邪魔してるところも居心地良いですしっ
いつかは、皆さんの役に立てるようになりたいですね・・・」
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